ディスコグラフィー
-
2018/09/05
Concept album
『喫茶品品(きっさぴんぽん)』
- 01.すみちゃん
- 02.ピース
- 03.喫茶ボンボン
- 04.大陸
- 05.カーニヴァルの晩
- 06.トロワ・シャンブル
- 07.純喫茶ルンバ
- 08.回転展望台
- 09.翡翠にて
- 10.ハイライト
お笑い芸人で作家のピース・又吉直樹、うしろシティ・阿諏訪泰義、漫画家・山川直人、純喫茶コレクション・難波里奈らがファンを公言するシンガーソングライター=世田谷ピンポンズの「純喫茶」をテーマにした自身初となるコンセプト・アルバムにして、初のバンド編成によるフルアルバムが完成。2018年9月5日(水)に発売となる。<新世代のフォークの旗手>として注目され、これまで自主レーベル「キャッチ&リリース」より作品を発表してきたが、今作が初の本格的な全国流通盤。
ノスタルジアをたたえつつ、現代にアップデートしたフォーキー&バンド・サウンドの名盤がここに誕生です。
文学・古本・喫茶店ファンなら見逃せない、リリースタイミングでのイベントも実施予定。
-
2017/09/13
3rd single
『机の傷を髪の毛と間違えて』
- 01.翡翠にて
- 02.青春やつれ
- 03.机の傷を髪の毛と間違えて
- 04.私のワルツ
-
2016/07/07
5th minialbum
『僕は持て余した大きなそれを、』
- 01.早春
- 02.風
- 03.ニューグランドカプセルルーム
- 04.ホテル稲穂
- 05.鳴るは風鈴
- 06.ルノアール
- 07.歌子ちゃん
- 08.カム・バック
すべてが、いつまでもそこにあるとは限らない現実のなかで、僕達はいつでも世界に放り出されながら拠り所を探している。
『僕は持て余した大きなそれを、』には、やるせなさと優しさが混在していて、いつまでも聴いていたくなる。
喪失と共に、欠落と共に生きていく覚悟が見せてくれる風景があって、その風景に救われる人がいる。
僕も、そんな風景を心の支えにしている一人です。
誰かが、持て余した大きなそれは、たとえば、何かに取り残された、その誰か自身なのかもしれません。
又吉直樹(ピース)
-
2016/07/07
4th minialbum
『ニュータウン』
- 01.ニュータウン
- 02.ファミリィレストラン
- 03.チョコレット
- 04.トロワ・シャンブル
- 05.木洩れ日拾い
「弾き語り」と、
こういう歌のことを言うんだろうなあと思った。
世田谷ピンポンズの歌の真面目なところが好きだ。
あんまり真面目で一所懸命なので笑ってしまう。
笑って聴いてるうちに哀しくなってくる。
そういう作戦なんだろうけど、また聴いてしまう。
気をつけたほうがいいと思う。
山川直人
-
2014/08/06
3rd minialbum
『紅い花』
- 01.庭
- 02.紅い花
- 03.喫茶ボンボン
- 04.雨乞いの歌
- 05.鴨川慕情
- 06.じゃっくすの夢
- 07.どれみの街
- 08.デート
- 09.ターミナル駅
- 10.わが町
生きていると、夢が出来たり、好きな人が出来たりする。そのような、人生を彩る様々な要素は同時に自分を苦しめる刃にもなる。
理想を実現出来ない苦しみ。実現出来ても継続する苦しみ。そして、それを失った時の苦しみ。失望、挫折、幻滅、虚脱、消沈、絶望…、救いようのない感情を表現する言葉は挙げだすと切りがない。
それに比べて「希望」に類する言葉は数が少ない。どうした? と思う。僕は下北沢のディスクユニオンで、世田谷ピンポンズさんのCDを自力で見つけた。
アルバムに『都会、なんて夢ばかり』という文字が書いてあった。「あっ」と思った。
諦観している人間ならば、わざわざ目立つ所にそんな言葉を置いたりしない。
煩悶している、だが決して諦めていない人間の言葉だと思った。
この人は、恐らく僕のことを馬鹿にしたりしないだろうと思った。購入してすぐに聴いた。
僕を諭すわけでも、叱るわけでもなく、寄り添わせてくれる詩とメロディーだった。
それから、僕は世田谷ピンポンズさんのファンになった。
そして、今作『紅い花』。本当に素晴らしい。
今まで通り、僕達を見放さず静かに寄り添わせてくれる。そして、ここに並んだ曲達は我々の生活と並走しながら、日々の些細な喜びや、人生における平凡であることの尊さを思い出させてくれる。
そういえば、珈琲は美味しかったし、春の訪れは心も軽やかになる。
そして、夜景の灯りは命の数だ。自分と同じように生きている人がいたことを思い出す。
「女々しい思い出なんて消ゴムのカスみたいに そこらの埃と一緒に飛ばしてしまいなさい」という激しい言葉は泣くように唄ってくれる。
聴く者と共に泣いてくれるかのように唄ってくれる。よし、わかった。自分も生きようと思う。
アルバム『紅い花』を聴いていると、現実逃避では無く、人生の苦しみも哀愁も愛でることが出来そうな気がする。
自分のような人間でも、「美しく生きていきたいな」と思わせてくれる。
世田谷ピンポンズさん、素晴らしい音楽を、ありがとうございます。
又吉直樹(ピース)
-
2013/05/25
2nd minialbum
『天井の染みを数えている間に』
- 01.シティポップ
- 02.部屋
- 03.南の国から来た女の子
- 04.ホテルリバーサイド
- 05.名画座
- 06.グッドバイ
- 07.天井の染みを数えている間に
-
2012/08/06
1st album
『H荘の青春』
- 01.春
- 02.パラダイスキス
- 03.カレーライス
- 04.吉祥寺II
- 05.みゆきちゃん
- 06.グッドモーニング
- 07.ラヴホテル
- 08.オレンジジュース
- 09.マイリトル東京
- 10.街の灯
- 11.H荘の青春
- +ボーナストラック
「忙しくてまだ聴いていないんだけど、なんだかんだで、この先も聴かないような気がするんだけど、
君のやることがおもしろくないわけがない。」
竹原ピストル
-
2015/01/21
2nd single
『アナタが綴る世界』
- 01.自転車を漕いだ秋(詩 野原チャリンコ(又吉直樹)/ 曲 世田谷ピンポンズ)
- 02.アナタが綴る世界(詩 武内貢(又吉直樹)/ 曲 世田谷ピンポンズ)
-
2013/12/13
1st single
『スノウライトヨコハマ』
- 01.ターミナル駅
- 02.ラヴホテルⅡ
- 03.スノウライトヨコハマ