• 2019/10/09
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    10月16日発売『ときめき坂』に歌人の木下龍也さんからコメントを戴きました。


    「つむじ風、ここにあります」、「君を嫌いな奴はクズだよ」、岡野大嗣さんとの共著「玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ」などの著書を出されている現代短歌界のホープ・木下龍也さんからコメントを戴きました。

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    ずっと会ってなかった故郷のあいつを帰省のついでに誘ってみたらカラオケに行くことになって妙にキーの高い流行りの曲を無理して歌って朝5時。
    あいつが最後に選んだのはおれたちが学生のころにギターをかき鳴らしてよく歌った曲でさ、あいつ本気で歌うもんだからおれ気づいたら泣いてたよ。
    もうおれたちおっさんなのになんでそんなに本気で歌うんだよって思いながら、でもなんかあいつあのころみたいに輝いててさ、気づいたらふたりで泣きながら歌ってたんだよ。
    みたいな曲の詰まったアルバムです。

    木下龍也(歌人)

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    ◎『ときめき坂』の情報はこちら

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